マサッチクンの徒然草子

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中国! 人民元建ての原油先物取引、上海で! カチンときた米国は貿易関税強化に続いて、何をする?

 

今回は遅まきながら、中国が原油の先物取引で米国に挑戦のか!

上海で『人民元』の取引場を作ったことから思いつくことを、少々語ります。

 

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  1. 人民元建て原油先物
  2. 今後の影響は?
  3. 米国の警戒
  4. 何をする? 

 

人民元建て原油先物

最初にきっかけは、これです。

3月26日
上海国際エネルギー取引所
人民元建て原油先物を扱う!
外国人投資家も取引を可能とし、意欲満々か!

これって、昨日、今日の話ではないでしょう。

また、米国が中国に向け貿易関税の強化を図った理由の一つは、これかもしれません。

 

2月から騒がれる米中双方の関税額、大幅アップの件。

そんなことも頭の中ではもたげたりもします。

 

そこで、この上場に関し直接的にあれこれ浮かぶものを並べると。

こんな感じでしょうか。

 

まず、中国は世界の石油消費の筆頭の部類に入ってくる国です。

米国に次ぐ水準、少なくとも2016年は第2位。

資源エネルギー庁(経済産業省)の資料を見ても。

中国に勢いがあることはわかります。

 

つまり、中国が独自通貨建ての市場を構成すれば。

今までの世界の原油流通をある程度仕切れるのでしょう。

 

特に、中国はすでに政府・共産党の指導で。

(三年ほど前から言われているもの)

原油(石油)に関わらず国内の企業を対象、定款に「共産党」の介在を認めさせる!

この書き込みを行わせたか、進めている流れもあるのです。

 

そして、原油に関しこの三つの企業は間違いないと見てもよいのでしょう。

〇 SINOPEC(シノペック)
中国石油化工集団公司
〇 CNOOC(シーノック)
中国海洋石油
〇 SINOCHEM(シノケム)
中国中化集団公司

ほかにこれらとは別に中国への輸入に関わる企業も同様かと。

 

となると、自国で扱う原油(石油)関連企業はもれなく、先物の場合。

上海の市場利用が義務付けられ、通貨は『人民元』となると見てよいかもしれません。

 

今後の影響は?

結果、基軸通貨『ドル』の使用範囲を抑えに回る形になる?

・・かも。

 

早い話、従来のニューヨークのWTIドバイブレントの原油に関して。

『ドル』のバレル当たりの表示に加え、新たに加わる上海の『人民元』表示の市場。

これの出現で、既存の市場から顧客を奪っていく!

中国の意向を反映しやすい形が生まれるのではないでしょうか。

※ WTI ウエスト・テキサス・インターミディエート

 

大事なところは、単に原油の扱いを中国の仕切る範囲が多くなるだけでなく。

米国の通貨ドルの信用にも影響を与えるのではないかと思われるのです。

 

相対的に人民元が浮上、基軸通貨を『ドル』から『人民元』への色合いを増す!

これもつながる!

 

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そう見てもよいのでしょう。

となると、米国の存在感が減じていきます。

これは米国として、容認できないかと思うのですが、いかに?

強い『ドル』は強い米国を表すものと思われますから。

 

一方、中国の世界覇者への加速化を推し進めるものにも映るかと。

 

米国の警戒

ですからね。

米国は警戒していると思われるのです。

 

おそらく、上海での『人民元建て原油先物』の話は冒頭でも触れましたが。

ずいぶん前から準備が進み、然るべき部署では既定の話としてあったのでしょう。

 

それを考えれば、米国のトランプ政権が過去の貿易不均衡と絡めて。

この話に照準を当て、何らかの対応を考えていたことは想像に難くないのです。

 

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それがトランプ大統領就任前後からの為替操作云々とけん制する流れかと!

同時に今回踏み切った輸入品への関税強化は・・。

中国は米国に倣う考えがない!と見た結果ではないかと。

 

まあ、そのように思われるのです。

 

それでも、今回、中国は実行したのです。

『人民元』建てで。

 

ともかく、「原油の先物取引で中国通貨を扱う場を作るよ」と。

宣言し、動いたのです。

 

ある意味、米国に向けての挑戦?

習近平国家主席が皇帝かどうかは別としても。

今や死ぬまで永代の国家主席と言えるわけです。

その政治・外交・経済政策は長期にわたり継続と思われる今。

 

米国には厄介であり、深刻なものに映っているのではないでしょうか。

 

何をする?

ですからね。

米国は今後、中国の野望、挑戦の意志をくじくため。

今後はさらに強い姿勢を示すと思われるのです。

しかし、表面上は繕うでしょう。

トランプ大統領のツイッター、習近平国家主席を持ち上げています。

注目するところは、今、米国はシリアに向け同国の化学兵器使用に関して。

昨年を彷彿させるかの軍事力行使の可能性をほのめかしています。

 

これですが、もし昨年を上回る破壊力の兵器・武器を使用したら。

第一義的にはシリアの「悪」を叩くものでしょうけど。

 

中国をけん制している意味も持っているかもしれません。

ほかに米朝首脳会談前の北朝鮮へのけん制と見ることもできるでしょう。

 

ともかく、中国に向けてはこれかと。

「いつでも、南シナ海だってやれるんだよ」って・・ね。

「あまり調子に乗るなよ」と思っているのかもしれません。

 

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今後、米国がどのような動きを示すのか。

興味深いのです。

 

なぜなら、南シナ海で中国は周辺諸国近海に基地を建設しているものの。

東シナ海では、いまだ尖閣諸島への接近はあっても上陸はないですよね。

 

そして、沖縄本島周辺海域での中国艦艇接近が常態化とは聞きません。

(もっとも、報道しない自由もあるかもしれませんが、それは横に置きます。)

 

これは米軍が駐留しているからでしょう。

もちろん、自衛隊の力もあるでしょうけど。

 

また、自衛隊はともかく、米軍は「やり返す」意志も能力も。

あるでしょうし、最近の事故の多さから考えると。

訓練を含め米軍は力の充実を図っていると推測できるでしょう。

 

それらを考慮すれば、米国、特にトランプ政権は。

中国の好き勝手をいつまでもさせないと思うのです。

 

今後は経済・貿易に軍事を含めて動くのではないでしょうか。

 

その最初をシリアで示すのではないか?

(昨年もそうだったのかもしれませんが。)

ということで、「中国! 人民元建ての原油先物取引、上海で!」から。

今はこのように思うのです。

 

拙い分でありましたがここまでです。  

お付き合いいただいた方、お疲れさまです。

そして、ありがとうございました。

では。